タイ(クラビ+バンコク):スワンナプーム空港で長い長いトランジット |
朝5時過ぎにバンコク スワンナプーム空港に到着。
タイで見る、初めての生タイ語。 英語併記がなければ全く判別不能。
考えてみたら日本に来る海外の旅行者も、今の私と同じような状態なんだろうな。
タイ航空のクラビ行きの8:05発の便がとれず、昼12:05発の便に乗ることになったので
約7時間:このまま日本にとんぼ返りしてもまだ時間が余るくらいの長~いトランジット。
「バンコク市内に出る」という手もあったけれど、我が家が購入したチケットでは
空港から出るのは行きか帰りのどちらか1回、という制限があるので
我が家でかなりすったもんだした挙句、 1.バンコクはクラビの帰りに立ち寄る。
2.初めてのスワンナプーム空港なので見る所もあるだろうし、
何もなければ空港内のデイユースホテルか、プライオリティパスの使える
ラウンジで過ごそう、という結論になったのだ。
しかし、到着したロビーはただ広いだけで、両替所と小さな店がポツンとあるくらい。
国際線の出発ロビーに行かないと何もなさそうなことだけは、すぐわかった。
シンガポールのチャンギ空港や、マレーシアのKLIAみたいに到着ロビーと出発ロビーが
つながっていて自由に行き来できると勝手にイメージしていたのだが
階段をのぼらないと国際線の出発ロビーには行けず、しかも階段の前には係員がいて
チケットを見せると「国内線はあっち。上に行っちゃダメ」と、すげなく断られる。
セキュリティ上の問題でしょうから、無理なものは無理ですよね・・・
しかし7時間どうやって過ごそうか、ここで。
あきらめきれず、インフォメーションカウンターで
「トランジットがすご~く長いからデイユースのホテルを使いたいので、上に行きたい」と
ダメ元でお願いしてみたが(どれほど通じたかはわからないけど)
「国内線の出発ロビーにも店やフードコートがあるから大丈夫」と微笑まれ、交渉終了。
国内線の出発ロビーには、プライオリティパスで使えるラウンジもないのよね。
予約時ANAに電話した際、「バンコクで早い便に振替えしてもらえるかも」と
話していたのだが、キャンセル待ちも締め切ってるくらいだから振替えは無理だろう、
そう判断して、羽田でクラビまで荷物をスルーしてもらったのだ。
でも、こんなことなら万一の望みを託して荷物はバンコクで出してもらうんだった。
もしも、早い便への振替えができたとしても、タイ航空が機転をきかせて
荷物まで積みかえてくれると思えないし、それを交渉する技も語学力も無いからな~。
はぁ、私はやっぱりツメが甘かった。
気を取り直して、国際線の乗り継ぎ場所に行く。
入国手続きも兼ねているここは、どこからか便が到着すると途端にドドっと混んで
それが落ち着くと、さっきの混み具合が嘘のように、しばらく閑散としている。
暇なのでそんな様子をしばらくみていたが、ずっと見ているのも退屈なので
我らもチケットを見せて入ろうとすると
「昼の便なら9時過ぎてからきてね」と係員に言われる。
9時までここで過ごすなんて、もう無理^^
「入れてくださいー」とお願いし、無事入国審査を済ませ国内線エリアへ。
確かに、お店もフードコートもあるけど、長い時間がつぶせる感じではない。
国内線のフードコートは、ここだけ。
朝マックとクリスピークリームドーナッツ、というタイらしからぬ朝食。
あ、でもタイらしさも発見!
マックのケチャップカウンターにて、ケチャップと並んでチリソース。
チリはスイートチリソースで、これが意外にマックと合う。
日本でもやってみたらうけるかもしれない。
窓の外に出たいー。 早く飛行機に乗りたいーー。
相方はインフォメーションカウンターでWIFIのパスワードをもらって時間つぶし。
(パスワードは1時間ごとらしい。)
私は持ってきた小説を1冊読みきった。
歩いてるとそれほど寒さは感じなかったけど、じっとしてるとじわじわと冷えてくる。
座り心地(寝心地)のいい椅子が無いのも残念。
同じクーラー冷え冷えでも、やっぱりチャンギ空港が好きだな、私は。
さて、そうこうしてるうちに長いトランジットもようやく終わり。
いよいよクラビへ出発です。