ライブ熱 |
ある方のブログを読んでいたらライブ熱がふつふつ沸いてきたのだ。
ほんの一時期、少しだけライブ照明の手伝いをしていたことがあって
ライブでしか味わえない独特の雰囲気、
すごかったライブの後の、脱力感と充足感が一緒にやってくる感じ、
セッティングやチューニング、ライブが終わった後の何気ない瞬間も大好きだった。
自分が特に大ファンというわけでもないライブやコンサートでも
誘われれば行っていたのに
気づいたら、ここ数年すっかりご無沙汰・・・。
好きなアーティストのものは、新たな記憶が重ねられていくからだろうか
違う観点で観ているからだろうか
不思議と記憶に残るライブやコンサートは
自分が大好きなアーティストではなく、誘われて行ったものだったりする。
かなり前、就職活動中に、どうしても着替える時間がなくて
リクルートスーツ姿で行ったkISSのコンサート。
バリバリのKISSファッションに囲まれ、ものすごい一体感で盛り上がった。
ローリングストーンズの圧倒的なステージセッティング。
年齢を感じさせないパワー全開なステージ。
松田聖子のディナーショー
40才を越えても「聖子ちゃん」と違和感無く呼ばれ続けるために
努力を惜しまず、手を抜いてないんだなぁとシミジミ思った。
行きたくても、行くことができなかったライブもある。
99年2月に行われるはずだった、ミシェル・ペトリチアーニのライブ。
ライブ前に亡くなってしまったので、生演奏を聴く機会はもう無い。
ライブ盤を聴けるだけでも幸せなのかもしれないけれど
生を体験したかった。
いま一番行きたいライブは、暖かい声の持ち主。
小さなライブ会場で、生の声と言葉を聴きたい。
チケットとれるかな。